「診療看護師を目指す人へ返済不要の奨学金を」 クラウドファンディング挑戦中

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Developing
Nurse Practitioner

診療看護師とともに
日本医療の未来をつくる

Vision

NupMepは、医療関係者の皆さまとともに、診療看護師資格の普及に貢献
することで、医療現場で顕在化する医師不足や医師と看護師の連携などの課
題解決を目指すために医師の手で立ち上がったプロジェクトです。

  • 医療の未来には看護師の活躍が必要不可欠です

    非営利団体TRIO JAPAN 理事長

    代表理事青山 竜馬

  • 医療改革で外科医と診療看護師を育成します。

    大阪大学心臓血管外科 教授

    理事宮川 繁

  • 働き方改革と診療看護師の活躍で医療改善を目指します。

    大阪大学心臓血管外科 未来医療開発部 講師

    理事平 将生

  • 高度医療では専門看護師の育成が必須と感じています。

    小石川インターナショナルクリニック 院長

    評議員川合 明彦

  • NPの増加により、先端医療や多死社会の支援が可能になると考えています。

    慶應義塾大学 看護医療学部 准教授
    健康マネジメント研究科 准教授
    健康マネジメント研究科委員

    評議員添田 英津子

非営利団体TRIO JAPAN
理事長

代表理事青山 竜馬

医療の未来には看護師の活躍が必要不可欠です

2016年に私の娘が米国で心臓移植をさせていただき8年が経過しました。ドナーとご家族、医療者のみなさんをはじめ、多くの人の懸命なお力添えにより、娘は10歳を迎えることができています。あらためまして、この場を借りて感謝申し上げます。
米国で助けていただくことに心苦しさを感じながら渡米したことを昨日のことのように憶えています。実際に米国の医療を体験しますと、医療者を取り巻く環境の違いに驚くことばかりで、「どうして日本ではこのような働き方や患者サービスが実現できないのだろう?」と歯を食いしばりながら日々を送っている患者仲間や日本の医療者の必死な日々に思いを馳せては悔しい気持ちにもなりました。
当時より、医療者の属人的努力でようやく支えられている我が国の高度
医療の在り方の危うさに危機感を抱いておりました。その後のコロナ禍により、日本の医療体制の脆弱さが顕在化されたことは記憶に新しいところです。そして2024年、医師の働き方改革がはじまり、日本の高度医療にほころびが見え始めてきたように感じています。
かつて助けていただいた者として、医療者のみなさん、ひいては日々を懸命に頑張っておられる患者さんの一助になりたく、今活動に参画させていただきました。
これまで日本では認知されてこなかった診療看護師(Nurse Practitioner:NP)へのタスクシフトがこの状況を打開してくれると信じています。本会の趣旨にご理解を賜り、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

大阪大学心臓血管外科
教授

理事宮川 繁

医療改革で外科医と診療看護師を育成します。

現在、働き方改革、外科医の減少等未曾有の変革に見舞われており、特に臨床現場では、人手不足による緊急疾患の手術遅延等々様々な問題点が噴出しております。これらの問題点を解決し、質の高い医療を患者さんに届けるためには、働き方改革の中、これまでの医療環境を抜本的に改善し、医療従事者がいかにして医療を効率的に行っていくか模索することが重要かと思います。そのためには、外科領域で活躍する若手外科医の育成、そして医師のみならず、様々な医療修練を積んだ診療看護師の育成と医療現場での活躍を支援することは必須だと考えています。
この度、上記のような医療変革の中、NupMepは、診療看護師と若手外科医の育成を推進することにより、患者さんに質の高い医療を提供することを目標として設立された財団です。
何卒本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜ればと思います。

大阪大学心臓血管外科 未来医療開発部
講師

理事平 将生

働き方改革と診療看護師の活躍で医療改善を目指します。

医療現場では、医師不足による医師の過重労働が以前から問題となっています。特に外科領域では、労働環境が厳しいことから、次世代の担い手も少なく、ますます状況は悪化しています。2024年度から医師の働き方改革が制度化されましたが、規定労働時間内では到底質の高い医療を患者に提供し続けることはできません。働き方改革を実行しつつ医療の質を保ち続けることは至難の業だと感じています。
患者により良い医療を提供するという観点からは、看護師は極めて重要な役割を担っています。看護師は医師の指示のもと患者の治療に携わりますが、指示が必要な時に医師が不在で、治療が遅れてしまい問題になることがあります。患者により近い立場の看護師が、治療権限をもう少し持てたら・・・と思う状況はしばしば見られます。
診療看護師は医療行為を行うことができ、働き方改革の中でタスクシフト先として期待されています。また、看護師が一定の治療権限を持つことで、より良い医療を提供できる可能性が広がります。また、キャリアアップの選択肢の一つにもなり得るのではないでしょうか。
我々は、医療現場にある様々な課題を解決するための活動を積極的に行っていきたいと考えております。みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いします。

小石川インターナショナルクリニック 院長

評議員川合 明彦

高度医療では専門看護師の育成が必須と感じています。

私は、90年代に米国で心、肺移植、人工心臓を中心とした胸部外科医として臨床に携わっていました。その頃、手術室ではPA(手術補助看護師)が手術の助手をつとめ、麻酔科では麻酔導入、抜管以外はAnesthetician(麻酔補助看護師)が麻酔の維持を行っていました。移植患者さんの移植前、移植後のケアをする移植コーディネーターはすべてNP(認定看護師)でした。複雑化、高度化する現代医療ではそれぞれの職種に特化した看護師が必須となってきており、各個人の教育、経験、能力を正当に評価し人材として育成していく時代に日本もなってきていると感じております。

慶應義塾大学 看護医療学部
准教授
健康マネジメント研究科
准教授
健康マネジメント研究科委員

評議員添田 英津子

NPの増加により、先端医療や多死社会の支援が可能になると考えています。

1990年代、私が米国で看護師をしていたころ、あちらこちらの看護系大学で診療看護師(Nurse Practitioner: NP)のコースが設置されはじめました。当時、看護師が自立して仕事しているNPの姿は、新卒の看護師のあこがれの姿でした。この専門職は、当時の米国医療保健システムのニーズにマッチしていたのだと思います。約30年の時を経て、ようやく日本でもNPへのタスクシフトのニーズが高まってきました。多くのNPが誕生することにより、先端医療の発展、そして、これから迎える多死社会を、強く・優しく支えることができるのではないかと思います。看護のプロ、医療のプロで、NupMepです。この会の趣旨にご理解・ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

Impact

  • 課題

    1

    本来の
    医療が提供できない

    医師が担う業務範囲が広いために、あらゆる業務が重なり一人あたりの業務量が多大になり手術ができないなど本来の医療が提供できなくなっている。

    解決

    1

    医師の業務の
    一部をたすける

    診療や薬剤処方など医師の監督下で判断できるため、医師の手元業務を一部支援することができます。

  • 課題

    2

    医師と看護師の
    連携不足

    すべての診療は医師による判断に基づき実行されるのでオペなどでの離席時に看護師が動けない状況が多々発生している。

    解決

    2

    医師・看護師の
    架け橋になる

    医師に近い知識を持ちながら看護師の立場で働くことができるので、それぞれの間に立って円滑な連携に貢献できます。

  • 課題

    3

    看護師の
    キャリアステップ

    看護師は基本的に病院内で役職を得るなどのキャリアステップしかなく選択肢が少ないために離職につながるケースもある。

    解決

    3

    キャリアアップのための
    資格になる

    看護師の役職以外でのキャリア支援として導入することができるので、院内でも長期間の雇用につなげることができます。

Project

  • 1

    奨学金制度

    診療や薬剤処方など医師の監督下で判断できるため、医師の手元業務を一部支援することができます。

  • 2

    資格制度の広報活動

    医師に近い知識を持ちながら看護師の立場で働くことができるので、それぞれの間に立って円滑な連携に貢献できます。

News

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